【その6】からの続きになりま〜す!
※児童養護の観点から、個人を特定できない様に写真を加工をしてありますが、みんな素敵な笑顔いっぱいの表情をしてくれていましたので、マスキングの下は、にっこりお目目だと思ってご覧頂けると嬉しいです!
だんだんと、子供たちの周りの照明も暗くなって、ついに、全ての灯りが消えました・・・。
いよいよ、みんなお待ちかねの、東京ディズニーシー”シー・オブ・ドリームス”のはじまりです!!!
水面に輝く光が本当に美しく、子供達も言葉を失い、ただただ、じっと美しい景色を見つめていました・・・。
ハーバーを取り囲む建物の壁にも、色とりどりのプロジェクトマッピングが映し出され・・・。
子供達も、その美しさにみんなうっとり・・・。”本当に綺麗だね〜・・・。”
大迫力の水中花火も子供達の目の前で一斉に上がりました!!!
子供達も”すっげ〜!!!!!”っと、大興奮!!!
美しい音と光で、そこにいる全ての人を、心から惹きつける”シー・オブ・ドリームス”。
本当に素敵な美しい水中ショーを魅せて頂きました。
子供達も、初めて見る”シー・オブ・ドリームス”に、すっかり心を打たれた様子・・・。
MISIAさんの美しい歌声も、ショーが終わっても頭の中で、何度も繰り返し流れて来るような気がします・・・。
”海に迷えば星を探せばいい そうして船は進んでゆくの
その輝きは世界を照らして 望む場所へと導いてくの
心開いて空を見上げて 君の光を見つけ出そう
夜空に輝く星のように 君の願いが心輝かす 未来へと”
ショーが終わっても、みんなしばらく、その場を離れる様子はなく、
じっと、じっと水面を見つめていました・・・。
”すっっっっっごいキレイだった〜!!!!!”
”また、見に来たいな〜♫”
と女の子チームも素敵なショーにご満悦♪
”凄かったーーー!!!”
”初めて見たけど、すっごい綺麗なショーだった〜!!!”
”花火もすごかったよ〜!!!”
みんな想い想いの感想を、僕たちに伝えてくれていました。
そして、その瞳は、キラキラととても美しく輝いていました。
お姉さんチームも、ショーが終わった後も、その美しい光景が広がった場所を目に焼き付けていた様子。
本当に、美しいショーだったね・・・。
ショーの余韻にまだまだ浸りたい気持ちでしたが、後ろ髪を引かれる思い出で、みんな、ハーバーを後にしました。
この後、東京ディズニーシーの花火のショー。”スカイ・フル・オブ・カラーズ”をみんなで鑑賞する予定でしたが、この日は上空強風の為、開催されませんでした。
でも、”シー・オブ。ドリームス”で、たくさん花火が見れたから大満足だね!♫
花火が中止になったので、急遽予定を変更中。(笑)
”少し予定が早まったけれど、この先からゲートを抜けて、閉会式をする広場に集まりましょう!”
みんな、続々と閉会式の場所に集まって来ました〜。
集まって来たみんなの表情から、”すっごい楽しかった〜!!!”
という気持ちが、手に取るように伝わって来ました。
1年に1度だけかもしれないけれど、みんなが、”王子様”と”お姫様”になれる日。
これからも、そんな1日をみんなで過ごす為に、湘南ドリームプロジェクトは、これからもみんなと一緒に、前に進み続けようと思います。
そして、閉会式。
まずは、”たか”から、みんなにご挨拶。
”楽しかったかな〜♫”
続いて、”のぶさん”からご挨拶。
”のぶさん”は、さっき、ディズニーシーのゲートを出た時に、流れ星をみたんだって!
のぶさんは、その時に
”来年も、みんなで最高に楽しい一日を過ごせますように。って願い事をしたよ。”
と、子供達に伝えていました。
そして、お話の最後には、
”僕たちは、いつでもみんなの味方です!!!何か困った事があった時は、友達の様に、僕たちに声をかけてね!”
と、子供達に暖かいメッセージ。
子供達も、みんな嬉しそうなお顔で、”のぶさん”のメッセージを聞き入ってくれていました。
のぶさんのメッセージは、子供に対しても、大人に対しても、いつも心がこもっていますよね・・・。
そして、最後に、子供たちから、感謝の寄せ書きをプレゼントしてくれました!
”みんな、ありがと〜!!!!”
子供達も、大人達も、みんなが笑顔になれる一日を、今年も創り出す事ができて良かったです。
また、来年も、きっとみんなを”王子様”と”お姫様”にしてあげられる様に、頑張るからねー!!!
こうして、第二回湘南ドリームプロジェクトは、幕を閉じ、子供達は貸切バスに乗って、藤沢へと帰って行きました。
帰りのバスでは、みんなすぐに寝入ってしまった様子。(笑)
夢の中では、きっと、”シー・オブ・ドリームス”が流れていた事でしょう・・・。
湘南ドリームプロジェクトの活動を応援して頂ける多くの方々のおかげで、
今年もまた、子供達に、最高の一日をプレゼントさせて頂くことができました。
本当に、ありがとうございました。
毎日、児童養護施設で生活を送る子供達にとって、
一般家庭での”あたりまえ”が、施設では”あたりまえではない”事が、本当に多くあります。
けれど、僕達と過ごす、この日だけは、少なくとも”あたりまえ”の一日にしてあげたい。
夢の国で、心からの楽しい思い出を、毎年毎年作る事が、
みんなにとっての”あたりまえ”になり、
そして、施設を巣立った後に、その”あたりまえ”が”あたりまえではなかった”事に気が付いた時に、
私達が活動して来た意味を、子供達も本当の意味で理解してくれるのだと思っています。
まだ、まだそれまでは長い道のりですが、
毎年、毎年一生懸命に積み重ねて行く事だけが、
とんでもない未来につながる、ただ唯一の道だと思っていますので、
来たる第三回のご招待も、絶対に実現させたいと思っています。
私達のスローガンである、
「子ども達」の希望と
「大人達」の挑戦。
は、まだまだ、終わりそうにありません。